~コラム~ 足に合うメーカーと本当に足に合う靴を見つけるポイント3つ

「快足屋で買うようになってからここの靴しか履けなくなったわよ。」
 
私たち靴屋としてはお気に入りいただいてとても嬉しいお言葉です。
 
お医者様のように“かかり付けの靴屋”みたいなお店が見つけられると靴探しと靴選びはかなり楽になると思います。
 
お陰様で快足屋にはたくさんのリピーター様がお越しになられます。
いつも大切に履かれているお靴でご来店されてここの靴しか履けないというところから始まるわけですがそんなお話しの中で少し気になることがあるのです。
 
というのも 靴は同じメーカーでサイズが同じであってもひとつひとつが違うこと。
 
お気に入りのメーカーがあってもどれもがぴったり合うというわけではないのです。
なぜそうなるのか次の3つのポイントが考えられます。
 
〈その①〉 木型の違いによるもの
 
木型とは大まかにいうと靴を作るときの形状。同じメーカーにいろんな木型があるのでこれが違えば靴内部の形状や容積が変わります。
お客様の足のサイズや各部の形やクセなどが合うものか。これは大きな要素になります。
メーカーや、靴の種類にもよりますがより良い製品作りを目指して新しい木型は改良され一度作った木型も、数年で使わなくなることことも多いので同じメーカーでも違う履き心地の靴も多いのです。
 
〈その②〉 デザインの違いによるもの
 
木型が同じであったとすれば靴の中の形状や容積はあまり変わらないものの、どんなデザインで足を覆う面積や形でフィット感は変わり、デザインによるステッチの縫い合わせの有無や位置も革の馴染み方による履き心地に大きく係わってきます。
 
〈その③〉 革の違いによるもの
 
革靴は牛や羊、カンガルーやオーストリッチなど靴にはいろんな動物の皮が使われますが例えば同じ牛革でも、もともとは大きな革から抜いています。
その抜いているのが、お腹側なのか、背中側なのかによって革の伸縮性などが微妙に違ったりします。
生き物ですからその個体差もありますしキズもあったりします。
人もそれぞれ違うのと同じですね。この差をできるだけ均等にすると価格も上がってくるわけです。
 
革の違いは製品のカラーでも変わってきます。
同じ靴も色が違うと硬さが違ったりします。 「こっちの色のほうが柔らかく感じる。」というのはよくあります。
快足屋で人気のドイツのコンフォートシューズブランド Finn Comfortの靴。
 
形のとても似ている同じサイズの靴ですが両方を履いてみるといろいろな違いが感じられるのです。
 
面白いですね・・・
細かくあげればもっとポイントはあると思いますが 快足屋ではこういったことも踏まえてその都度お客様の足の状態や生活スタイルなどをお伺いして最適な靴選びによって提案させていただきます。
オーダーメイドのインソールも“靴ではできないことをもっともっと”という思いでご提案させていただいてます。
「快足屋の靴しか履けなくなったわよ。」というのは「その時その時で履いてみてぴったりの靴が本当に合う靴」 それをご一緒に見つけていくことができた証だと思います。
 
「私に本当に合う靴はこんな靴」がわかってくると靴探しと靴選びはさらに楽しくなってくると思います。
 
快足屋が“かかり付けの靴屋”になれればとても嬉しいです。